思春期ニキビとは?その原因や対策をご紹介!

「どうして顔中に、こんなにたくさんニキビが出来ちゃうんだろう!」
「なぜ、私だけ?なぜ、俺だけ?」

多感な思春期を迎えた学生の方からの、ニキビに関する悩みの声が聞こえてきます。

実はこれ、「思春期ニキビ」と呼ばれ、個人差はありますが、中学生や高校生といった年代の思春期を迎えた男女に出来やすい「ニキビ」。

結論からいうと、

  • 出来て当たり前
  • 思春期を終えると、殆どの方がこのようなニキビ地獄から解放される

と言って良いでしょう。

そうは言っても気になって仕方のない、「思春期ニキビ」。「思春期ニキビ」ってどうして出来るの。早くなんとかしたいんだけど!?

今回は、比較的若い層に多い「思春期ニキビ」について、その原因や対策をご紹介いたします。

 

 

思春期ニキビとは?

思春期ニキビとは、その名の通り、思春期を迎えた10代の男女によくみられるニキビのことを指します。

思春期ニキビの特徴としては、おでこや鼻などの皮脂が多く分泌される「Tゾーン」に多く現れるというもので、皮脂によって毛穴詰まりが起こり、炎症をおこしてしまっているケースがほとんどです。

皮脂とは?

皮脂腺からの分泌物で、半流動性の油脂状の物質です。

本来、この皮脂の役割はとても重要で、皮膚および頭皮の表面に脂肪膜を作ります。そして、お肌の表面を弱酸性にして細菌の繁殖を防いだり、お肌の潤いを保つ「保湿」の役割を担っています。

しかし、この皮脂が過剰に分泌されると毛穴詰まりを起こし、ニキビが出来る原因になってしまいます。

 

また、思春期の間は、見た目を特に気にしがちな時期でもありますので、大きくできてしまったニキビをつい潰してしまうことも多く、クレーターなどのニキビ跡が残りやすいとも言えます。

 

思春期ニキビの原因とは?

思春期ニキビの原因とは、一言で言うと「ホルモンバランスの乱れ」です。

13~18歳の二次成長期は、成長の過程で男性ホルモンが過剰に分泌されることがあり、男性ホルモンは皮脂の分泌を促して活発にするため、毛穴からの皮脂分泌量を増やしてしまいます。

通常、毛穴から出た皮脂は、洗顔することできれいに落とすことができますが、過剰に皮脂が分泌されてしまうとそれが追いつかずに、毛穴に古い角質とともに詰まってしまいます。

毛穴詰まりがおきて、毛穴が完全にふさがれてしまうと、やがて毛穴の中でニキビの原因菌が増殖し、炎症を起こしてしまいます。

成長期以外にホルモンバランスが乱れる要因としては、ストレスや睡眠不足、食生活や紫外線ダメージなどが挙げられますので、思春期を過ぎてもニキビが治らない場合は、いわゆる「思春期ニキビ」ではなく大人ニキビと考えたほうがいいでしょう。

 

このニキビが出来る原因の多くは、毛穴の汚れや老廃物で塞がれてしまって皮脂腺が化膿してしまい、炎症を起こし盛り上がったもの。放っておくとニキビ痕としてお肌がクレーター状になってしまいます。

このニキビが出来るのは、顔だけではありません。胸や背中にもできてしまいます。

 

ニキビが出来る過程

1.正常なお肌の状態

まず、ニキビが出来る過程を説明する前に、正常なお肌の状態について知っておく必要がありますね。

上図は皮膚の表面を拡大したものですが、お肌の表面に近い部分が表皮で、その中で角質層と呼ばれる層が、表面に一番近いところにあります。

各毛穴には、皮脂腺と呼ばれる皮脂を作る組織があり、ここで作られた皮脂は、毛穴を通して皮膚の表面に出ていきます。

皮脂の役割は大変重要で、お肌の表面を弱酸性にして細菌の繁殖を防いだり、お肌の潤いを保つ「保湿」の役割を担っています。

この正常な状態においては、毛穴が詰まることなく開いていますので、余分な皮脂が毛穴に残ることはありません。

もう一つ、アクネ菌についても知っておく必要があります。実は、アクネ菌が「ニキビ」の発症に大きく関与しています。

人間の肌には常在菌と呼ばれる細菌が存在し、このアクネ菌もその一つ。ニキビが出来る・出来ないに関係なく、男女を問わずどんな人の皮膚にもこの常在菌は存在しており、お肌を正常に保つためにお肌のバランスをコントロールしています。

このアクネ菌が、実は「ニキビ」を発症させる原因であり悪化させる原因にもなっているのです。

 

2.ニキビの出来始め

何らかの要因で毛穴が詰まってしまうと、皮脂が外に出ることが出来なくなってしまい、皮脂腺の中に溜まりはじめます。実は、これが「ニキビ」の始まり。では、どのような原因で毛穴が詰まり始めるのか。

毛穴が詰まってしまう原因の一つが、上述のように、成長ホルモン男性ホルモンが原因で皮脂の分泌が活発になること。皮脂の分泌が活発になると脂性になりやすく、毛穴詰まりを引き起こしてしまいます。

 

ニキビの初期段階

◆白ニキビ

 

この様にして皮脂が外へ出にくくなり毛穴の中に皮脂がどんどん溜まり始めます。これがいわゆるニキビと呼ばれる状態。そして、皮脂が毛穴に溜まった状態では、上記で説明したアクネ菌も増えて行くことになります。

この段階には、白ニキビ黒ニキビと呼ばれる2種類のニキビがあります。毛穴が詰まった状態で皮脂が溜まった状態のものが白ニキビで、お肌の表面に白いボツボツとした膨らみが見えます。皮脂の溜まりにくい頬などによく見られます。

 

◆黒ニキビ

 

もう一つの黒ニキビは、詰まってしまった皮脂が押し上げられて毛穴が開き、酸化された状態。代謝が活発で皮脂が溜まりやすい鼻や額によく見られます。

 

さらに進行したニキビ

上記の状態が更に悪化すると、毛穴の中に溜まってしまった皮脂に細菌(アクネ菌等)が増殖して炎症を起こします。ニキビの表面が赤くみえます。毛穴は皮脂に押し上げられ広がり始めます(赤ニキビ)。

 

もっと悪化したニキビ

赤ニキビが更に悪化すると、溜まってしまった皮脂が膿を持ち始めます。外に出れなくなってしまった皮脂と膿が毛包と皮脂腺を突き抜け真皮層や皮下の組織にダメージを与えるようになります。ニキビ跡になる可能性もあります。

 

ニキビ跡

ニキビが軽いうちに治った場合は、元通りの毛穴に戻ることができますが、真皮層や皮下組織にダメージを与えてしまったニキビの場合、その部分が凸凹になり、クレーターのようなニキビ跡を作ってしまいます。

 

思春期ニキビのできやすい場所と対策とは?

思春期ニキビには、できやすい場所が人によって異なります。
ここでは、思春期ニキビができやすい場所別に簡単な原因と対策をご説明します。

おでこニキビ

◆原因
おでこニキビは、思春期ニキビで特にできやすい場所の一つです。
おでこニキビができる原因は、成長期に多く分泌される皮脂が特に多い場所ということ以外に、前髪などで刺激を受けやすいということが関係してします。

また、汗をかいたあとに放置すると髪の毛で蒸れやすく、雑菌が繁殖しやすい環境になるのも原因の一つです。

◆対策
おでこニキビに効果的な対策は、おでこを清潔に保ち、洗顔を朝晩忘れずきちんとすること、保湿を徹底することです。

おでこは、髪の毛を洗った際にシャンプーやリンスなどが流れてくる場所でもあるので、雑に流してしまうとシャンプーやリンスが皮膚に残って刺激の原因になります。

洗顔をする前に髪を洗い、しっかりと流した後で思春期ニキビに効果的な洗顔料でやさしく洗い上げましょう。

また、適度な保湿は皮脂の過剰な分泌を抑えてくれますので、さっぱりタイプの化粧水などをつかって、しっかりとケアしましょう。

 

ほほニキビ

◆原因
ほほの思春期ニキビの原因は、横の部分の髪や、服のエリ、マフラーなどによる刺激のほか、月経周期が関係していることもあります。

ニキビに刺激が加わると、炎症が悪化してしまうことはよくあることですが、実は月経の周期にあわせて男性ホルモンの量が多くなってしまう時期にも、ニキビが増えてしまいます。

◆対策
ほほニキビの対策は、ほほへの刺激を減らすこと、清潔に保つこと、男性ホルモンを抑えることが有効です。

ほほへの刺激は、髪の毛やマフラーなどによるものが多く、特に髪の毛は髪型を変えない限り、常にほほに刺激を与え続ける原因にもなりますので、長い目で見て美しいお肌を手に入れるためにもほほ周りのすっきりとした髪型がおすすめです。

清潔に保つためには、洗顔はもちろん、寝具もほほの接触が多いものですので、きちんと選択をして清潔に保ったものを使用しましょう。

また、男性ホルモンを抑えるには、豆乳などの「大豆イソフラボン」を豊富に含む食材を摂取するのが効果的です。

 

あご・口周り

◆原因
あごや口周りのニキビの原因となるのは、食生活と皮膚への刺激などです。

特に、食生活は胃腸に疲労を与える要因となり、口周りのニキビに直接影響を与えますので、ジャンクフードや脂っこい食事、揚げ物などが食生活の中心になっているという方は注意しましょう。

皮膚への刺激は、あごや口周りの場合はマスクや指で触ることが要因になっていることがあります。

あごや口周りにできたニキビは、場所も目立つので気になって触ってしまいがちですが、触れば触るほど刺激で炎症が悪化しますので、意識して触らないようにしたほうが賢明です。

◆対策
あごや口周りのニキビの対策は、「洗顔」、「保湿」と「食生活改善」です。

原因でもお伝えしたように、口の周りにできるニキビは、胃腸の疲れがニキビとして現れているケースが多いので、脂っこい食事やジャンクフードを控え、野菜中心でビタミン・ミネラルをしっかりと摂れるようにしましょう。

また、思春期ニキビに共通の対策として重要なのが洗顔保湿ですので、きちんと患部を清潔に保ち、適度な保湿をすることで皮脂の分泌を抑えてください。

 

ニキビの対処法:最低限実践しておくこと

繰り返しになるかも知れませんが、もう一度、思春期ニキビの対策法を整理しておきましょう。

思春期に出来てしまったニキビを早く治したりニキビを予防するには、ニキビの出来にくい肌や環境を作ることが大切です。

そのためのポイントをいくつかご紹介します。

 

 

お肌をきれいに保つ

朝晩の洗顔はもちろん、運動後に汗をかいた肌をそのまま放置してしまうと、ニキビが出来やすくなります。

運動をして汗をかいたら、洗顔をして肌を清潔に保つようにしましょう。洗顔の際は、洗顔料のすすぎ残しがないように、しっかりと洗い流します。

と言って、過剰な洗顔は禁物。

一日に何度も洗顔をしたり、脱脂力や洗浄力の強い洗顔料は、お肌に必要な潤いまでも奪ってしまう可能性があります。

そうすると乾燥肌を招く結果となってしまい、角質の柔軟性が失われ、結果として毛穴を詰まらせることになってしまい、ニキビが出来やすい肌質を作ってしまうことになります。

つまり、洗浄に加え潤いをキープしてくれるニキビケア用品を使いたいですね!

 

食事

健やかなお肌作りを目指すには、バランスのとれた食事を摂ることが大切です。

ビタミン類を多く含む緑黄色野菜、また便秘になりにくくするための食物繊維を多く含む食物などを摂取するように心がけ、バランスのとれた食事を心がけるようにしましょう。

好き嫌い等で偏食気味の方や外食中心の生活は、ニキビにとってもよくありません。食生活を見直し、バランスのとれた食事に留意するだけでも、大きな改善がみられるかもしれません。

 

生活習慣

睡眠不足もニキビを作ってしまう原因もなります。

勉強や夜更かしなどでついつい睡眠不足になりがちですが、この睡眠不足や生活習慣の乱れが、ニキビを活発にさせる大きな要因でもあるのです。

お肌の新陳代謝が盛んになる時間帯は、夜10時頃から深夜の2時ころと言われています。この時間帯にはしっかりと睡眠を取るのが理想です。

最近では、スマホが流行だしてついつい夜更かししがち。

自分のお肌のことが気になるなら、不要な夜更かしは出来るだけ避け、健康なお肌が保てる生活リズムを身に付けましょう。

 

ストレス

もう一つ、ニキビの大敵が「ストレス」。余りにもニキビのことが気になって、ストレスを抱えていませんか。

 

まとめ

思春期ニキビは10代の二次成長期にできやすいニキビで、主な原因は、成長ホルモンや男性ホルモンなどのホルモンバランスの乱れです。

思春期ニキビには、特にできやすい場所と対策がそれぞれにありますので、自分のニキビタイプがどの部分にできているのかを判断し、適切なケアをすることが大切です。

ニキビケアに大切な洗顔保湿は、ニキビケアに適したものを使うのがオススメですので、自分にあったケア用品を見つけて、ニキビのない素肌を手に入れてくださいね。

一日も早く、「思春期ニキビ」とサヨナラしましょう!

 

参考記事:

思春期ニキビ化粧水の選び方とおすすめランキング

 

 

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