鼻の赤いニキビや黒いニキビの原因や治し方4つ
「鼻の目立つニキビをなんとかしたい!」
「鼻にできたニキビが腫れてしまって治らない」
鼻にポツンとできたニキビや、ポツポツとした黒い角栓は、メイクでも隠しきれずテンションが下がってしまいますよね。
気になってついさわったり、潰してしまう人もいるのではないでしょうか?
そこでここでは、
- 鼻ニキビはどうしてできるの?
- 治すにはどんなことに気をつけたらいい?
など、鼻ニキビに関することを詳しく紹介しています。
しつこい鼻ニキビとサヨナラしたい人は、ぜひ参考にしてみて下さい!
目次
鼻は過剰な皮脂・メイク汚れ多発ゾーン!ニキビ視点からみた鼻の特徴
鼻は皮脂の分泌が多い
鼻は皮脂腺が多く、顔の中でも特に皮脂分泌がさかんな場所です。
頬や顎がカサついていても、鼻だけはテカっているという人は多いですよね。
鼻は汚れがたまりやすい
鼻は毛穴が多く、毛穴に皮脂汚れや老廃物がたまりやすいという特徴があります。
また、凹凸があるので汚れが残りやすく、特にメイク汚れがたまりやすい場所でもあります。
さわったりつぶしたりしてしまう
つい鼻をさわってしまう・・という人、意外と多いのでは?
鼻はついさわってしまう顔のパーツの一つですが、手の汚れや雑菌がそのまま鼻についてしまうことが多いです。
脂ぎる!汚れる!鼻にニキビができやすい理由・原因
皮脂が多いのでニキビができやすい
鼻は顔の中でも特に皮脂分泌がさかん、というのは先ほど述べたとおりです。
古い角質や皮脂汚れで毛穴が詰まると、その中の皮脂をエサにしてアクネ菌が増えて炎症を起こし、それがニキビになります。
■思春期ニキビと大人ニキビの違い
ニキビができるのは、思春期ニキビのように年齢によるものと、大人ニキビのようにストレスや生活習慣からくる場合があります。
思春期ニキビができるのは、ちょうど皮脂分泌がさかんな年頃だから。
大人ニキビができるのは、ストレスや生活習慣からくるホルモンバランスの崩れが原因です。
ストレスや睡眠不足、食生活の乱れなどからホルモンバランスが崩れると、男性ホルモンが活発になります。男性ホルモンが増えると皮脂分泌が多くなり、大人ニキビができます。
また、生理前になるとニキビができて、生理が来ると自然に治る、という人も多いですよね。
生理前の体は女性ホルモンのひとつである「黄体ホルモン」が増える時期。黄体ホルモンも皮脂分泌が増える働きがあるので、ニキビができやすくなります。
残ったメイク汚れがニキビのもとに
鼻は凹凸があって、ファンデーションなどメイク汚れが残りがち。
鼻は毛穴が多く、古い角質や皮脂汚れが毛穴につまり、ニキビになりやすいです。小鼻のポツポツや角栓が目立ってしまって、悩んでいる人も多いですよね。
鼻は皮脂が多いため、中で詰まった皮脂が飛び出て酸化し、黒ニキビになりやすいです。
さわってしまって鼻ニキビが悪化
鼻の角栓を手で取ったり、指で押し出すと雑菌がついてニキビ悪化の原因に。
また、毛穴が開いて元に戻らなくなり、毛穴が目立つ肌になってしまいます。
鼻ニキビを治すための対策やセルフケア4つ
洗顔はやさしくていねいに
鼻は皮脂が多く汚れやすいので、しっかりていねいに洗いましょう。
もっちりコシのある泡を立てて、指の腹ではなく泡で洗うイメージです。泡に汚れが吸着されるので、こすらなくても汚れを落とすことができます。
洗顔はゴシゴシこすったり、1日に何度も洗うのはNG。皮脂は取り過ぎるとさらに増えてしまいます。
洗顔後は油分の少ないローションやジェル、美容液などで保湿することも大切です。
■時間がある時は泡パックもオススメ
毛穴ケアとして市販の毛穴パックがありますが、肌へのダメージが心配。毛穴汚れをしっかり落としたいなら、泡パックがオススメ。
やり方は簡単で、普段使っている石鹸や洗顔剤をしっかり泡立て、鼻の上にのせます。
30秒~1分放置してから、やさしくすすぎます。
■クレイパックでスペシャルケア
スペシャルケアとしては、クレイパックがオススメです。
クレイ(泥)は毛穴の奥の汚れを吸着する働きがあります。こちらも肌の上にしばらく放置し、乾いたら水で落とします。肌のうるおいはそのままで、毛穴の汚れや黒ずみなどを一掃してくれますよ。
■ピーリング石鹸で肌のターンオーバーを促す
もう一つのスペシャルケアとしては、ピーリングもオススメです。
ピーリングは肌の古い角質を取り除き、肌のターンオーバーを正常にする効果があります。
ターンオーバーが整うと、角質が毛穴につまることもなくなります。ピーリングタイプの石鹸なら、肌にもマイルドで手軽に使えますよ。
クレイパックもピーリング石鹸も、2週間に1回ぐらいを目安にスペシャルケアとして取り入れてみて下さい。
鼻ニキビがある時のメイクは?
鼻はメイクが残りやすいので、ファンデーションの厚塗りは厳禁です。
ファンデーションならニキビができにくいノンコメドタイプが安心。薄塗りを心がけて、パフやスポンジは清潔なものを使いましょう。
メイクを落とす時はしっかりていねいに落とすことも忘れないで。
甘いもの・油っこいもの・刺激物を避ける
甘いものが大好き!毎日チョコレートを食べてしまう。そんな人も多いのではないでしょうか?
油っこいものはもちろん、甘いもの、チョコレートやコーヒー、辛い物などの刺激物は、皮脂の分泌がさかんになるので、控えるようにしたいもの。
小腹がすいたらナッツ類がいいですよ。
【鼻ニキビ改善のため、積極的に摂りたい栄養素】
ビタミンA | 肌のターンオーバーを整える。鶏レバー・ほうれん草 |
ビタミンB2 | 過剰な皮脂を抑える。卵・納豆 |
ビタミンB6 | 肌のターンオーバーを正常にする。バナナ・レバー |
ビタミンE | ホルモンバランスを整える。アーモンド・魚の卵 |
ニキビと食べ物については、こちらの「ニキビ改善に効果のある食べ物、ニキビを悪化させてしまう食べ物とは?」もお併せてお読み下さい。
さわり癖をなくす
いけないこととは知りつつも、つい鼻をいじったり、ニュルッと角栓を押し出してしまいたくなってしまいますよね。
でもニキビが悪化してしまって跡が残ったり、毛穴が開いて元に戻らなくなってしまうので、鼻をさわることは絶対にやめましょう。
まとめ
- 鼻は皮脂分泌が多く毛穴も多いのでニキビができやすい
- 鼻ニキビは手でさわったりメイク汚れで炎症をおこしやすい
- 皮脂や毛穴の掃除は正しい洗顔と保湿がカギ
- 手で強引に押し出すのは厳禁
鼻は皮脂が多く汚れやすいのでニキビができやすく、一度できると炎症を起こしやすいです。
鼻ニキビはやさしい洗顔とマイルドなスペシャルケアで、皮脂と毛穴をケアしていきましょう。
手でさわったり指で押し出す強引なケアはNG。食事にも気をつけながら、鼻ニキビを治していきましょう!